メロン王国いばらき、春の大一番
勝者たちが取手に集結
3月21日に取手競輪場で「第8回ウィナーズカップ(G2)」が、4日間の開催で幕を開ける。昨年のヤンググランプリ出場者をはじめ、選考期間での勝ち星が多い選手に出場権が与えられるウィナーズカップは、他のビッグとも違った醍醐味が感じられる。春を告げる取手でのスピードバトルは見逃せない
今年の最初のG1、全日本選抜を見てもわかるように、勝ち上がり次第ではどの地区にもチャンスはあるが、古性優作のいる近畿勢が優勢だろう。今年初場所となった和歌山記念を1121着でV奪取して順調に滑り出した。全日本選抜では二次予選、準決を連勝。決勝は4着も致命的な展開から僅差の勝負に持ち込んだのは、古性だからなせる業。全日本選抜を見るかぎり戻り切ってはいない脇本雄太は、それでも二次予選で坂井洋や2段駆け布陣の南関勢をまくりでのみ込んだように、底力だけで好勝負が可能だ。昨年のウィナーズカップ決勝では、古性が脇本の前を回ったが、連係実績からは脇本、古性の並びが有力とみる。
松浦悠士、清水裕友の中国SSコンビは、過去4年のウィナーズカップをともに2Vと他地区に付け入る隙を与えていない相性抜群の大会。S班に返り咲いた清水とのタッグで、昨年はグランプリを制した松浦は賞金王にも輝いた。また、清水は大宮、静岡と今年すでに2度の記念を制して、川崎記念、全日本選抜を準Vとここまでもっとも乗れていると言っても過言ではない。息を合わせた連係から、両者でのゴール勝負も十分だろう。
南関勢はS班の深谷知広を中心に結束する。全日本選抜を優勝した郡司浩平がいないのはさびしいが、北井佑季、松井宏佑ら戦力はそろっている。とくに全日本選抜でG1初優出を果たした北井は、インパクトのある勝ち上がりで3連勝。決勝でも見せ場をつくって3着と存在感を十分にアピールした。番手での技量もアップしている深谷は、メンバーと展開に応じた立ち回りができるようになってきたのはプラス材料。ここでもチャンスは巡ってきそうだ。
地元地区は、関東のエースにまで成長した眞杉匠がシリーズをけん引する。1月に練習中のアクシデントで大怪我を負った眞杉は、全日本選抜が今年の初場所だった。完調ではなかったが、勝ち星を挙げた二次予選からも動きはまずまず。昨年はオールスター、競輪祭を制して2冠で初のS班を務める眞杉が、同県の坂井洋らとともに地元の牙城を守り抜く構えだ。
新山響平、佐藤慎太郎のS班2人がいる北日本勢も注意が必要だろう。自身の代名詞ともなった突っ張り先行だけでなく、新山は新たな戦い方を模索しながら全日本選抜で決勝に進出。ラインの援護を失い展開的には厳しかったが、北井を叩いたスピードは目を見張るものがった。
戦力的には厳しいシリーズを強いられそうな中部勢だが、センスある山口拳矢は軽視はできない。昨年5月の日本選手権Vでの勝負強さは、ここでも脅威でスムーズに運べると別線を一蹴できるスピードを有している。
嘉永泰斗らの若手と実力者の北津留翼、荒井崇博、山田英明らがうまくかみ合うと九州勢も怖い。
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