ムッチーナイトレース2023【京都向日町競輪場】

ウィンチケットミッドナイト競輪杯
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ウィンチケットミッドナイト競輪杯

開催期間は4/22～4/24

村田瑞季が今開催の地元のエース。昨年からコンスタントに決勝進出を果たす様になり、来期となる7月からは初めてのＳ級昇格が決定している。今期は決勝での連絡みが当たり前となっており、著しくパワーを付けたのは明確。１月岸和田は近畿別線の田中大我、溝口葵－吉村和之にＶ、２月大垣では下井竜を破って、連覇を果たしている。

吉川希望は半年前くらいは善戦マン止まりで、たまに構成に恵まれた開催で優勝する感じだったが、その中で来期からのＳ級を決めた自信か、今期は決勝で掲示板を外すのが珍しいレベルに成長した。自力選手ながら人の後ろを苦にしないタイプ。高い総合力で優勝争いに食い込もう。３月奈良で石口慶多、松岡孝高、岸和田で吉村和之、山田敦也にＶを飾る。
レインボーカップファイナルで１着になって２班昇格を決めた一丸尚伍。実業団時代は中長距離の選手として、日本代表にも選ばれ、アジア大会のチームパシュートでは金メダルを獲得している。自転車の経験値とスピード、地脚は新人離れしている逸材。
優勝争いに加わっても不思議はない。３月前橋で森田康嗣、中島将尊相手で、桑原亮の２着。

小川圭二はふるさとダービー玉野、四日市、西日本王座決定戦で優勝。いづれも大混戦の中での１着で、吉岡、神山時代の競輪界で強烈なキメ脚を武器に存在感を示した強者。今期からはＡ級での戦いとなり、年齢的になかなか優勝にはたどり着かないが、連係実績豊富な小川祐司に乗って貫禄を示そう。３月奈良で堺文人、藤井稜也を破る。

橋本陸は121期45位。中央大学出身のアマエリートで、中距離種目を戦場にして、インカレ、国体で優勝を果たしていた。在校成績通り、デビュー後はしばらく苦労していたが、３月の久留米で念願の初優勝。これからの飛躍を約束された。

池田伍功羽は121期46位。熊本の千原台高校自転車部出身で強くなる素材はある。まだ若さと芯が入っていない走りで、来期も３班残留が決まっているが、２月高知で決勝２着など、上昇のきっかけは掴んでいる。

瀬口匠は今期３班での戦い。１、２班で自在に動いていたのが功を奏してか、予選はほぼ負け知らずと、スピードのあるところを見せている。九州の足場は豊富な今開催。番手一気から優勝を奪う場面は十分。

南儀拓海は121期66位。名門日本大学自転車部出身で、師匠は先輩の竹沢浩司。アマエリートにしては非力さが目立っていたが、先行一本に徹して徐々に力を付けてきた。昨年12月豊橋で田村風起に初優勝を飾る。