富山湾カップ2022【富山競輪場】

富山湾カップ

機動力自慢の自力型の競演

施設整備等協賛競輪in富山(GⅢ)は11月17日~20日の日程で開催される。小倉競輪祭の直前に行われるためトップクラスは少なく、実力横一線のメンバー構成で優勝のゆくえは混とんとしている。積極的な競走が持ち味の自力型がそろっているので、勝ち上がり戦から激しいバトルが繰り広げられるのは必至。興味津々のシリーズだ。

サッカーJ3カターレ富山より転身した北井佑季だが、5月に特別昇級を果たしたばかりで、まだS級のキャリアは浅いながら全国各地で先行力を猛アピール。GⅢ初参戦の8月小田原記念で12⑦1着と3連対の激走を演じると、9月平塚1②①着ではS級初優勝を飾った。決勝は単騎ながら先行した野口裕史の後ろを新田祐大と激しい取り合いの末に番手を死守。外並走からまくった新田を追いかけると直線で交わした。持ち味の先行ではなかったものの、先行以外でも戦えることを示した。ここはいつも通りの豪快な仕掛けでGⅢ初Vをゲットするとみて中心視。南関では大石剣士も機動力は一級品。GⅢ開催は一次予選をコンスタントにクリアしている。9月川崎で優勝した東龍之介、差し脚鋭いレース巧者・中村浩士らがそろった南関の自力型を盛り立てる。

当所は相性がいい竹内雄作を重視する手もある。8月の記念開催は52②⑥着で決勝に乗っているし、16年には共同通信社杯を制している。最近は勝ち星が多いように調子も良好なので、好スパートを決めての押し切りは大いにありそう。9月松阪では3日間逃げて②①②着の皿屋豊も自力攻撃の破壊力には定評がある。基本は自力勝負だが、竹内との連係が叶うようなら前を任せるか。実力者の吉田敏洋はなかなか調子が上がってこないが、底力はあるので軽視は禁物だ。

7月広島で北津留翼を撃破して優勝した取鳥雄吾の単にも魅力を感じる。その後もオールスター3892着、10月熊本記念1812着など、力強い走りを披露している。仕掛けがツボにはまると首位に躍り出る場面も。高原仁志、北村信明の徳島コンビが取鳥と中四国ラインを形成か。

九州勢も戦力は整っている。上田尭弥、松本秀之介の熊本コンビに坂本亮馬。松本は自力攻撃が冴えていて、9月小倉で①②①着では今年の初Vをゲットすると、10月熊本記念は準決に進出。タイミング良く仕掛けて主導権を握れば、九州勢から優勝者が出てもおかしくない。

最近は最終バック先制回数が増えている山岸佳太、共同通信社杯で2942着と気を吐いた飯野祐太も侮れない。うまくレースの流れに乗れれば好勝負に持ち込める。

イベント情報

【全日】

・レジェンド予想会
吉井秀仁氏と山田裕仁氏によるレジェンド元選手による予想会!

・入場先着プレゼント
4日間毎日、正面入場口にて先着300名様に「富山湾の海の幸」(日替わり)プレゼント!

・地元選手応援
地元選手が3着以内に入ると・・・その場でお菓子をプレゼント!
みんなで一緒に地元選手を応援しよう!

【11月19.20日】

・サイクルパーク富山
自転車のはじめて体験に挑戦!☆利用料無料
パンプトラック、キックバイク、おもしろ自転車、機関車でGO!、おやこ補助輪卒業教室

【11月20日】

・下条未悠選手トークショー
地元ガールズ選手、下条未悠選手の初トークショー!
ここだけでしか聞けない話が聞けちゃうかも?!

・日本競輪選手会富山支部チャリティーオークション
日本競輪選手会富山支部人気企画!

口コミ

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