オールスター競輪2021【いわき平競輪場】

オールスター競輪

オールスター史上、初の6日間ナイター。

第64回オールスター競輪がいわき平競輪場で開催される。今大会からはGIでは競輪祭に次いで2番目となるナイター開催となり、開催期間も6日制となっている。勝ち上がり方式も競輪祭と同様に一次予選はポイント制になる。今大会では脇本雄太と新田祐大の2人も久しぶりに参戦予定で、真夏の暑さを吹き飛ばす見どころ満載の戦いが繰り広げられるだろう。

オールスター競輪はファン投票によって出場選手が決まるのが特徴で、ファン投票第1位から第9位までのベストナインが初日のドリームレースに出場する。昨年まではドリームレースで5着までに入った5名が3日目のシャイニングスター賞と4日目の準決へ無条件で進出できたが、今大会から勝ち上がり方式が変わり、ドリームレース組もまずは2走し、獲得した合計ポイント(ドリームレースの出場選手はポイントが最優遇される)の上位者9名がシャイニングスター賞と準決へ進出できる。

ファン投票第1位は平原康多で4年ぶりの1位となる。平原は17年2月の全日本選抜以来GIタイトルから遠ざかっているが、関東復権を望むファンが大勢いることがよくわかる。平原は怪我のために6月の高松宮記念杯を欠場したが、吉田拓矢と宿口陽一の2人が優出を果たし、宿口がGI初優勝、吉田が準優勝とワンツーを決めて関東に久しぶりのタイトルをもたらした。この勢いを止めないためにも平原は関東でのGI連覇に意欲を燃やし、自分に投票してくれたファンの期待に応える走りをきっと見せてくれるだろう。

ファン投票第2位は松浦悠士だ。5月の日本選手権競輪では清水裕友の逃げに乗って優勝、続く全プロ記念のスーパープロピスト賞も古性優作の逃げを捲って優勝、3月のウィナーズカップでは逃げる高橋晋也の番手を奪い、そこから捲って清水の優勝に貢献と今年も中国コンビは猛威を振るっていた。しかし、高松宮記念杯では清水を連れて逃げるも山崎賢人に捲られて中国コンビは勝ちきれなかった。攻めの方程式がワンパターンなのが中国コンビの弱点で、今大会では清水とともに修正点をあぶりだして勝てる走りを目指してくる。

ファン投票第3位は脇本雄太だ。現時点ではオリンピックの結果はわからないが、今大会までにしっかり気持ちを入れ替えて今度は競輪で頂点を狙ってくるだろう。ドリームレースは近畿が1人だが、昨年のグランプリと同様に平原康多が付いてくれれば先行勝負に出てくるだろう。18年8月のいわき平のオールスターでは1走目のオリオン賞は新山響平に主導権を奪われて7着に終わったが、二次予選は逃げ切り、準決も逃げ切り、そして決勝も2着の浅井康太に3車身の差をつける華麗な逃走劇でGI初優勝を飾っている。

オールスター競輪とは

昭和31年(1956年)、それまで春・秋の年2回、持ち回りで開催されてきた全国争覇競輪(現 日本選手権競輪)が、年間最高位選手決定戦という意味合いから年1回(10月)開催となり、開催場も後楽園競輪場に固定されることになった。それに代わる春の祭典として、川崎、大阪中央、名古屋という当時の三大競輪場の持ち回りの特別競輪として新設されたのが「全国オールスター争覇競輪」である。

記念すべき第1回は昭和31年(1956年)5月に川崎競輪場で開催された。

その後、大阪中央競輪場が廃止になったことにより岸和田競輪場での開催となった昭和39年(1964年)の第9回大会から「オールスター競輪」と名称を改め、昭和47年(1972年)に大垣競輪場で開催された第15回大会より全国各競輪場の持ち回りとなり、開催月も秋へと移った。

平成17年(2005年)名古屋競輪場で行われた第48回大会からは、従来の6日制を5日制に改め、前半3日間を準決勝進出を賭けたポイントを争う予選としたが、平成21年度の見直しにより、第52回大会(松山競輪場)から勝ち上がり方式がポイントによるものから通常開催同様の着位によるものに改められ、1着者が準決勝を経ずして決勝進出が可能となる「シャイニングスター賞」が創設された。その後、平成23年度については概定番組の見直しをし「シャイニングスター賞」出走者は失格等がない限り、準決勝に全員が進出できるよう変更となった。

オールスター競輪の大きな特徴としてファン投票の結果が「ドリームレース」として反映されることが挙げられる。ファン投票上位9名のメンバーで対戦するドリームレースは第17回大会(昭和49年)から、オリオン賞レースは第30回大会(昭和62年)から実施されている。

平成25年(2013年)京王閣競輪場で行われた第56回大会から、ガールズファン投票上位7名によるガールズケイリンコレクションが実施された。平成29年(2017年)からオールスター競輪時に開催するガールズケイリンコレクションは、「ガールズドリームレース」(ファン投票第1位~第7位)、「アルテミス賞レース」(ファン投票第8位~第14位)の2レースが実施されている。

また、今回の第64回大会(令和3年)からナイター6日制での開催となる。

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