広島市営競輪 in 玉野
【西田優大】
昨年8月にS級へ特昇。松浦悠士、清水裕友に小倉竜二と、連係した超一流クラスが能力の高さを認める逸材だ。
昨年１２月高知で誘導妨害の失格を喫したが、4月に復帰後もアグレッシブな走りでアピールしている。
玉野バンクは昨年12月の広島ＧⅢ以来。今回も広島市営開催だけに、地元戦の気持ちで挑む。
【星野洋輝】
荒削りな立ち回りゆえ失格禍で2班の座に甘んじているが、脚力評価なら堂々の争覇級だ。
今期も1月立川で早々に失格を喫したが、2月松山決勝2着→岸和田決勝3着と挽回。S1復帰へ順調な足取りだ。
ここで結果を残せればＧⅡ共同通信社杯の出場権も見えてくるだけに気合が入るというものだ。
【後藤大輝】
九州期待の新星が、いよいよ本格化してきた。
同型が相手でも物怖じしない強気な先行がストロングポイントで、昨年末のＧⅡヤンググランプリでも太田海也、中野慎詞を向こうに回して強攻策に出た。
4月静岡では阿部英斗の番手回りを生かして待望のS級初Vも飾った。
ここから上昇気流に乗っていく。
【久米詩】
2年ぶりのガールズグランプリ出場へ向けて、年頭からハイペースで白星を積み重ねている。
予選道中はしっかり自力を繰り出して、メンバーが強化される決勝戦は位置取りも重視しつつ結果にこだわるクレバーな一面をのぞかせる。
玉野バンクは昨年12月に決勝５着と悔しい思いをしており、リベンジといきたい。
【當銘直美】
昨年は9度の優勝に加えてビッグレースで3度の決勝進出と充実期を迎えている。
好位で脚を温存できた時の直線の切れ味は一級品。
4月岐阜オールガールズクラシックでは、直線で不利もあり予選敗退となったが、力負けといった印象はない。
玉野は昨年3月にV実績もあるのでイメージは悪くないはずだ。
【大久保花梨】
第1子を出産後の昨年8月に戦列復帰。
初戦の武雄で、いきなり優勝と鮮烈な再デビューをやってのけた。
ガールズ王国の久留米で培われたパワーに加え、物怖じしないレース運びも進撃を支える。
6月には岸和田で初のＧⅠ出場となるパールカップが控えており、ここで弾みを付けておきたいところだ。
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