京紫陽花賞2024【京都向日町競輪場】

京紫陽花賞

レース展望

安藤が東日本勢を迎撃

レインボーカップファイナルでS級特進を目指したが、残念ながら失敗に終わった安藤直希9連勝しない限り、S級昇格は来年に持ち越しになった。気を取り直しての今期最後の一戦は地元での戦い。今年、向日町を2開催走って、1月は優勝、5月は決勝3着。まだ掲示板を外しておらず、地元での強さは格別。野口正則、金子浩貴の援護で優勝を掴みたい。
逆に来期S級に帰り咲くのは笠松将太。今期の優勝は4月大宮と5月平塚の2度に止まるが,
決勝進出に失敗したのが1度だけという安定感は賞賛される。向日町は1月以来で、安藤との再戦。リベンジを果たし、7月からのS級へ勢いを付けたい。S級時に幾度も特別競輪の出場を果たした佐藤悦夫が関東のまとめ役として貢献し、尚且つ優勝争いに絡みたい。
ラインの厚み、総合力は南関にもある。菅原裕太は今期4回の優勝。地元地区の川崎で1回、小田原で2回は当然だが、1月岸和田でも優勝。高橋成英の番手に飛び付いて、差し切ったもので、奥の深さは相当。追い込みでの決まり手が増えたが、自力でも勝ち負けできるスピードはある。S級経験豊富な五十嵐力は菅原だけでなく、同県の高本和也も目標に使える有利さがある。
中部は優勝候補になる自力選手が不在でS級経験豊富な追い込み選手が多数名を連ねる。中でも代表格は坂上忠克。初日特選スタートから外れることが増えて、競走得点も下降気味だが、5月小田原準決で三浦貴大、中釜健次を撃破のキメ脚温存。向日町は4月に参戦して3着、4着、5着。今度は気迫で上位に進出したい。
北日本の鍵を握るのは比佐宝太。先行での決まり手が多いが、総合力も高い印象がある。6月松戸準決を9秒4の捲りで制するなど調子も上向き傾向だ。司令塔として君臨するのが、ネームバリューある谷津田将吾。谷津田が比佐をうまく操縦すれば、他派を慌てさせること必至。

層の厚みは近畿

来期から2班の村上翔馬はこれがチャレンジの最終戦。優勝が昨年12月の奈良と今年2月の松阪の2回に止まっているのに不満があるが、逃げにこだわらず、勝ちに徹すれば、最後を締め括ろう。
上記村上以外の近畿で注目なのは田村風起と吉村文隆。田村は6月豊橋で久し振りの優勝。自力でも強いし、マーク策もこなす器用さもある。吉村が地元のエース。4月の当所開催は稲毛知也の決勝2着で結果を残した。
遠征勢で名前があがるのは菊地圭。今年に入って優勝がまだないが、昨年は松戸と京王閣で2回優勝。連絡みはほとんどが逃げで、先行意欲は脅威。出走本数が少ない中、今期4回決勝進出を果たした鈴木龍之介も不気味な存在。
中部は山元大夢がピックアップされる存在。ただ、このままでは優勝経験がないまま2班へ昇級することになるだけに、勲章と自信を手にして、ステップアップしたい。

新鮮味は竹野

124期で唯一パールカップに出場を果たした竹野百香。在校1位らしい順調な出世だ。ここまで優勝は通算8回。最終バックを奪って、優勝を獲得できるパワーは屈指の存在。
野口輸実可もパールカップ参加組。地元別府で今年2場所負け知らずは当然として、玉野、小倉でもV。特別競輪の優参回数2回と上位での経験値も上。逆転は十分にありそう。
吉村早耶香は坂口楓華、日野未来、石井寛子クラスと互角の勝負を演じている。良績が多いのは捲りだが、追い込み勝負も可能な器用さがあり、3月のいわき平以来の優勝まで狙える。
竹野の同県の先輩になるのが太田瑛美。パールカップの期間は練習にあて、地元開催を挟んでの登場となる。当所は2月開催に参加して4着。捲り差しでリベンジを狙う。

やっぱ!オズパ!杯 京紫陽花賞【FⅡ】 - 京都向日町競輪場
6月26日(水)~6月28日(金) やっぱ!オズパ!杯 京紫陽花賞【FⅡ】 ガールズ競輪 レース

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